リレーコラム

スケジュールって大事

 子どもが生まれてから生活ががらりと変わり、個別の余暇時間は完全に消滅しましたが、乳幼児期の発達について、机上の勉強ではなく、リアルに体感することは、(サンプル数としては僅か1ですが)とても勉強になります。
 そんな、かわいいカワイイ超かわいい娘が、歩き始め、活動水準が上がり、言葉はまだ少しですが、コミュニケーション力が向上し、自己主張がパワーアップしてきた1歳頃、ご飯を食べさせるにしても、着替えさせるにしても、歯磨きをするにしても、非協力的な娘をつかまえ、分かりもしないのに「終わったら、絵本読んであげるから~」と言い聞かせ、そしてふと気づきました。○○が終わったら、□□という流れが理解できること、そして、そういうやりとりが成立することって、こんなに重要なんだ、と。
 勝手な支援者目線による支援対象者が扱いやすいかどうかという話ではありません。自閉症を持つ方は、その脳の働き方の違いにより、状況の整理をし、目的を持って活動する、後で△△があるから、今の内に◇◇をやっておく等、優先順位をつけて計画的に且つ、時には柔軟に、臨機応変に行動することは上手ではない人が多いです。こういった力の根本は、「今」と「次」、そしてさらにその次というように最小単位からの適切な学習をスモールステップで積み上げていく必要があり、それを教えることのできる、またはサポートするツールが、いわゆるスケジュールなのだと思います。
 逃げた娘を追いかけることに疲れ、オムツと絵本を手に立ちつくしつつ、やっぱり構造化って大事なんだなぁとあらためて思う今日この頃でした。ちなみに、最近、娘が憶えた言葉は、「あっとぅくたぁ」ですが、意味がわかりません。たぶん、「パパだ~いすき」という意味だと思います。 

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